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岐阜の第三セクターの除雪体制

毎年この時期の風物詩であったJR東海のラッセル試運転の報道は、今年は有りません。代替となったモーターカーの試運転がひょっとして報道されるかもと多少期待もしていましたが、どうやらそれも無いようです。しかし、代わりに?発信しているのが第三セクター。今回はこちらを簡単に紹介。

長良川鉄道ではモーターカーであるNTB209にラッセル装置を取り付けて除雪に使用。
長良川鉄道
なお、前記事も含め形式をNTB209としましたが、これはトロッコ列車を牽引する為に鉄道車両として車籍を有していた時の呼称で、トロッコ廃止後に車両前後に取り付けられていた「NTB209」のプレートが取り外されている事から、現在は機械扱いのうえ変更されているかもしれません。

ラッセル装置は片側にしか無いので、折り返す場合は線路上で転回します。
長良川鉄道
台車はそのままに車体のみ回転させられるDE15形のラッセルヘッドとは異なり、車体ごと持ち上げて人力で回転させています。モーターカーは、基本この方式のようです。

小型とはいえ、ラッセル装置はウイング、フランジャーを備えた本格的な物。重量は分かりませんが、結構あるようです。
美濃白鳥
その為、背面にカウンターウエイトとして短冊状にしたレールを積載。なお、冬季は美濃白鳥に常駐して、必要に応じて出動させるとの事で、基本的に除雪区間は郡上八幡~北濃になります。


長良川鉄道の他にもう一つ、除雪機械を有しているのが樽見鉄道。
樽見鉄道
樽見鉄道は元々、除雪機械を有しておらず、積雪の際にはTDE10形を定期列車の前部に連結、牽引して対応していたようですが、専ら機関車の重量とスノープラウに頼る豪快な手法。2005年に1mを超える大雪に見舞われた際にスノープラウが湿雪の抵抗に耐えられずに走行中に脱落する事故が発生し、その後の除雪を軌陸バックホーなど限られた装備でしか行えなくなった事により半月に渡り神海~樽見間で終日運休。地元自治体や住民による除雪応援の申し出も、安全に加え信号、通信関係の損傷の可能性もあって辞退せざるをえない事情など、地元では結構細かく報道されていたと記憶しています。

その対策として導入されたのが、神岡鉄道の保有していたDB1。
樽見
折りしも神岡鉄道の廃線もあり、樽見鉄道へと存続されました。片側にラッセル、もう片側にロータリー装置を備えたモーターカー。車体の塗装は樽見鉄道に来てからも変わっておらず、神岡鉄道の名残を見る事ができます。

主な運用区間は本巣~樽見のようで、特に谷汲口駅辺りからは雨も雪に変わる山間部。
DB1
山間部を深夜に北上するDB1。強烈な前照灯が、闇の世界を照らし出す。


三セクの除雪車は決して目立つ存在ではありませんが、写真の通り長良川鉄道、樽見鉄道共に既に試運転を実施して、今年も冬季体制に入っています。

テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2012/12/08(土) 15:04:47|
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